理学療法士:澤田葵がメディカルアロマを担当します。
香りによる心地よさや癒し効果に加え、精油が持つ薬理作用などに着目。西洋医学ではフォローしきれないメンタル面や不定愁訴などに対し、精油を用いて総合的にケアする芳香浴です。
<簡単なメカニズム>
①嗅覚から神経系、大脳辺縁系へと伝わり、記憶や情動に影響を与える。
:心理的効果
②皮膚に塗布する事で、精油成分は血液を介して全身へ運ばれる。
:身体的効果
私は、メディカルアロマインストラクターの資格を取得しました。この資格はメディカルアロマ教育のスペシャリストとして健康維持への役立て方や幅広い利用法等を一般の方に伝える事ができる資格です。
病院、介護施設、心療内科などを中心に導入が進んでいる中、当院でもリハビリの一環として導入したいと考え資格を取得しました。理学療法士免許(国家資格)と併用(リハビリテーションとの融合)して患者様にアプローチする事が目的です。
<当院での使用例>
精油は原液で使うのではなく、植物の種子や果実から抽出した植物油(キャリオイル)などで希釈したものを使います。当院では痛みを緩和する精油成分と植物油を患者様の症状に合わせて、患者様の肌の状態、服薬等を考慮して希釈します。
精油:ペパーミント、ラベンダー、マジョラムスイート
(疼痛、炎症軽減、血行促進 等の効果有り)
植物油:セントジョンズワート
(筋肉痛、関節炎、神経痛 等の効果有り)
を使うことが多いです。
*ご希望、ご興味のある方は、理学療法士:澤田までご連絡ください。疾患によっては保険適応外になる場合もあります。気軽にご相談ください。