当院施設、当院スタッフも皆様に安心した医療を受けられるよう、また愛されるよう、誠心誠意をこめて、
  ひとりひとりの患者様にご対応させていただきます。何卒よろしくお願い申し上げます。

FCガンジュ岩手メディカルサポート チームドクター

FCガンジュ メディカルサポートについて


この度、ご縁がありFCガンジュ岩手(東北社会人サッカー1部リーグ)の中西哲也監督と出会い、メディカルサポート(パートナー)としてお力添え、ご協力することになりました。サポート内容は、

1.所属選手の怪我や故障など検査、診察、リハビリテーション
2.メディカルサポートチーム設立(チームドクター、トレーナー)→ 練習や試合の視察・帯同です。

FCガンジュ岩手の目指す、岩手県の魅力を伝える、地域貢献、子供たちの人材育成など志を共に歩んでいければと考えております。また、チームのJFL昇格参入を全力でサポートしてまいります。

このコーナーではサポートチームの活動報告、実際の選手の怪我からサッカーに多い外傷の紹介と対応のアドバイスなど掲載しますので日記のようにお読みいただければと思います。(疾患対応においては個々で病状が異なるため、必ずお近くの医療機関を受診、相談ください。)


メディカルサポートチーム設立


FCガンジュ岩手チームドクター:佐藤正義
FCガンジュ岩手チーフトレーナー:長山貴之
FCガンジュ岩手トレーナー:髙橋幸士郎

以上3名でサポートしてまいります。怪我人を競技復帰までしっかりフォローし、また選手のパフォーマンス向上に向けてのアドバイスなど提供してまいります。監督、選手、サポーターの皆さま、今後ともメディカルサポートチームをどうぞよろしくお願い申し上げます。


FCガンジュ メディカルサポートチーム設立

【 活動報告 1 】

日時:令和5年5月14日(北上総合運動公園第2運動場)
   2023東北社会人サッカーリーグ1部(第2節)
対戦チーム:奥州ユナイテッドFC
結果:1-0(勝利)

試合前後のコンディショニング調整、テーピングを行いました。気温が低いため怪我の予防に一層注意が必要だと感じました。

帯同トレーナー:髙橋幸士郎



【 活動報告 2 】

日時:令和5年5月28日(岩手県営運動公園)
    2023東北社会人サッカーリーグ1部(第3節)
対戦チーム:盛岡ゼブラ
結果:0-3(敗戦)

怪我予防のテーピング、応急処置を行いました。本日はトレーナー2人体制での派遣になりました。結果は残念でしたが次節に期待しましょう。

帯同トレーナー:長山貴之、髙橋幸士郎



【 スポーツ外傷・障害 1 】

ジョーンズ骨折って知っていますか?第5中足骨疲労骨折です。スプリント(ダッシュ)の多いスポーツで多くみられます。サッカー選手では香川真司選手、小野伸二選手も受傷しています。ガンジュの選手でも今回受傷したメンバーがいましたので、レントゲン画像を供覧ください。

早期復帰を目指し手術加療し当院でリハビリテーションをしております。超音波治療器(LIPUS)の併用はおすすめです。足の甲(外側)に痛みが続くときはぜひレントゲン検査してみてください。

FCガンジュ岩手チームドクター:佐藤正義

ジョーンズ骨折



【 活動報告 3 】

日時:令和5年6月4日(いわぎんスタジアム)
   2023東北社会人サッカーリーグ1部(第4節)
対戦チーム:FC LA U.de Sendai
結果:2-1(勝利)

本日は試合後のケアを中心に行いました。どんな怪我でも臨機応変に対応できるように頑張ります。

帯同トレーナー:髙橋幸士郎



【 活動報告 4 】

日時:令和5年6月11日(いわぎんスタジアム)
   2023東北社会人サッカーリーグ1部(第5節)
対戦チーム:ブランデュー弘前FC
結果:0-3(敗戦)

現在全勝中の首位のブランデュー弘前との対戦でした。慌ただしい中でも丁寧で迅速な対応が課題だと感じました。
帯同トレーナー:髙橋幸士郎



【 活動報告 5 】

日時:令和5年6月18日(いわぎんスタジアム)
   2023東北社会人サッカーリーグ1部(第6節)
対戦チーム:コバルトーレ女川
結果:0-4(敗戦)

試合前のコンディショニング調整、テーピングを行いました。試合中は救急処置、アフターケアも行いました。選手が100%プレーに集中できるように今後も努めてまいります。

帯同トレーナー:長山貴之



【 スポーツ外傷・障害 2 】

肉離れの重症度は?復帰時期は様々?みなさんは、肉離れをしたことはありますか。今回、ガンジュの選手で内転筋(長内転筋)の肉離れの受傷してしまった選手がいます。教科書的には約3週間などと記載がありますが、実際はかなりばらつきがあります。この選手のように出血範囲が大きく骨膜付着部付近の損傷ではその2倍は完全復帰まで時間がかかります。再発も多い疾患ですので、医師の指示をしっかり守ってプレーに復帰してください。

FCガンジュ岩手チームドクター:佐藤正義

内転筋(長内転筋)の肉離れ



【 活動報告 6 】

日時:令和5年7月23日(岩手県営運動公園)
   2023東北社会人サッカーリーグ1部(第11節)
対戦チーム:奥州ユナイテッドFC
結果:6-0(勝利)

大変暑かったため、クールダウンの方法など指導しました。次節に疲労を残さないようクールダウンの重要性を選手へ指導継続してまいります。

帯同トレーナー:髙橋幸士郎



【 スポーツ外傷・障害 3 】

フットボーラーズアンクル?なにそれ?今回は、数年前から足関節痛を生じているガンジュの選手から相談、診察を受けたケースです。

近くの整骨院で応急処置してプレーしていたようですが、原因がわからず今回相談を受けました。選手のレントゲンをご覧ください。距骨に骨棘形成、距骨と舟状骨の距舟靭帯損傷のためか舟状骨(ショパール関節)に変形性関節症変化あります。長年サッカーをすることで、経年変化したものでした。

局部の安定性を得るための足関節筋力強化ケア(リハビリ)、足関節に負担がかからないよう体幹部強化をして対応することを指導しました。なかなか競技レベルが高くなると選手全員が五体満足にはプレーできないのが現状です。

FCガンジュ岩手チームドクター:佐藤正義

フットボーラーズアンクル



【 院長の練習視察 】

チームトレーニングを視察し、トレーナーたちへケアしている選手たちのケア内容指示をいたしました。監督とチーム状態の意見交換、トレーニング内容の相談など行いました。

昔とは違い人工芝の良いグラウンドですね。私は土のグラウンドばかりで練習したので、うらやましい限りです。

FCガンジュ岩手チームドクター:佐藤正義

練習視察

当院は、FCガンジュ岩手を応援しています。

空気清浄機を完備しており、細菌やウイルス対策も万全。施設内へは下足のまま入れるので足腰の悪い方でも通院しやすく安心してご来院頂けます。

院長(佐藤正義)は、盛岡赤十字病院、岩手県立釜石病院、岩手医科大学を経て当クリニックを開業しました。地域の皆様に最新の医療をお届けします。

JRいわて沼宮内駅前バスターミナルからすぐ&当クリニックの敷地内に駐車場も10台完備。電車・バスでも、お車でもお越し頂きやすい好立地です。